脚立の上の王様

主に脚立の上に存在します。舞台照明家のはしくれとしてエンタメ業界の底辺の端っこをちょっとだけ支えています。ふらっと海に出たり旅立ったりします。

ぼくが帆船を借り切ってイベントをやってみるまで【だんどり編】

今年の8/15に横浜で帆船を借り切ってイベントをやってみました。

peatix.com

 

「こんなことやりたいの〜」と妄想をつい口に出したら、周りの人の協力のおかげで徐々にそれが形になってきてしまいました。
ああ、もうやるしかないのね (笑)

 

kyatatsuking.hatenablog.com

 

 

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7/16、友人の紹介で神戸にある帆船みらいへの事務所にとりあえずまとめてみた企画書を持参してうかがいました。

ちなみに2年前の秋に、わたくしこの船のインストラクター募集に応募して落っこちております。
今回の先方の担当者はその時の面接官の方でした。

向こうが覚えているのかどうかもわからないので、その話題は全く口にしませんでしたが。

 

事前に大まかな状況は伝えてあったせいか、話はわりとスムーズに進みました。
このイベント自体がみらいへの事業との相乗効果も期待できるということで、大変よい条件で貸してもらえることになりました。

一時は数十万を自腹でと覚悟していたのですが、その辺りの心配がなくなり、気分的にはかなり楽になりました。

 

また協力などで名前を掲載することの許諾もいただきましたし、告知の協力などもしていただけることに決まりました。

帰り道、ちょうど昼時だったので、近くのホテルのビュッフェで一人祝杯などあげたりして。

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帰りの新幹線の中でイベントの告知内容をまとめ、自宅に帰ってからその概要をイベントに協力してくれそうなところに流し、本格的な告知サイトを作り始めました。


イベント告知はFBイベントとPeatixというイベントサポートサービスを利用しました。

FBは自分が普段の情報発信に利用していて使い勝手がよかったことと、個人的につながってる人が多いのでここを主戦場にしました。
そしてFBをやっていない人への告知と料金の事前決済に対応するためにPeatixを利用しました。

料金を当日集める形にすると当日のキャンセルが発生するのと、受付業務が煩雑になるのがイヤだったので事前決済を中心にしたいというのがあり、Peatixを使ってみました。

まあ純粋に一度試しに使ってみたかったてのもあったのですが。

また天候などで中止したり時間や内容、集合場所が変更になる可能性が高く、参加者との直接の連絡手段を確保したかったので、Googleフォームを使ってメアドなどの収集もしました。

これも初めて利用したので、フォーム作成には結構時間がかかりました。

ここまでの告知プランは事前になんとなくイメージしていたので、その日の夜には告知できる準備は出来上がりました。

しかし、その時点でぼくが、そのまま勢いで情報公開すると何かをやらかしてしまいそうな妙なテンションだったので、これは一晩寝てからの方がいいと判断しました。

 

翌朝、冷静になったところでもう一度リリース内容を確認してから告知をスタート。

自分のFB、Twitterの他に、自分が所属してしるいろんなFBグループなどにも情報を流してみました。

 

で応募状況なんですが、最初はぼちぼちという感じでした。

集客目標は20人に置いていたのですが、一週間で4,5人。
まあ動きは良くもなく悪くもなくという印象でした。

 

最初の募集の時点では「帆船未経験者」限定にしたのですが、どうしても人が集まらない場合は限定解除して帆船関係の知り合いを読んでブーストすることも考えてました。
それやったら20人は軽くクリアするとも思ってました。

それじゃあイベントを開催する意味はあまりないのですが・・。

 

告知を初めて一週間ほどして、参加者の動きやら、周りからの反応やら、アクセス解析やら見ながらイベント内容を改めて見直していて、なんとなくの違和感を感じました。

 

余談ですがぼくは普段の仕事でもこの「なんとなくの違和感」というのを割と大事にしてます。
そこに物事をステップアップさせる鍵だったり、危険を知らせるアラートだったりが潜んでいたりするからです。

 

イベント内容を改めて何度も読み返して違和感の正体を探ってみました。
そして感じたのは「ワクワクが足りないのでは」というものでした。
それと「このイベントに参加すると何ができるのかよくわからない」というのもありました。

なるほど、その辺りを調整しないと参加へのハードルが高いのでは。
じゃあどうすればいいのか・・。
 ピコーン(☆_☆) そうだ、会場費下がって予算に余裕ができたんだから、ゲストを呼べばいいんじゃないか。

そこからゲスト探しの旅が始まったのです。